43位の幸福度。
CNNニュースで見た、とある機関による、世界150カ国の幸福指標調査結果。
日本の43位というのは、中途半端で、いかにも今の日本を象徴しているように思える。
まあ、幸福度って、不確定な要素が多すぎて、比較順位で話せるものはないのだけど。
日本は何度も、しあわせの方向性を間違ってしまって、にも関わらず、また同じ方向に進もうとしているようで。
目指さなくてはいけないのは、国民が日々の暮らしに満足し、幸せを感じることができる国ではないのかな。
少なくとも、誰かさんの掲げる3本の矢ではないと思う。
「幸せな国」番付、トップ5は欧州が独占 日本は43位
世界各国の国民が日々の暮らしに満足し、幸せを感じているかどうかを調査した新たな報告書が発表され、ランキング首位のデンマークをはじめ、欧州北部の5カ国が上位を独占した。
報告書は米コロンビア大学地球研究所が9日、昨年に続く第2弾として発表した。世界156カ国で2010~12年に調査を実施し、国民の幸福度を10段階で示した。
それによると、上位5カ国はデンマークに続いてノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデン。これにカナダ(6位)、オーストラリア(10位)、イスラエル(11位)、アラブ首長国連邦(14位)、メキシコ(16位)などが続き、米国は17位だった。
そのほかの主要国では英国が22位、ドイツ26位、日本43位。ロシアは68位、中国は93位だった。
幸福度が最も低い5カ国はルワンダ、ブルンジ、中央アフリカ、ベナン、トーゴと、アフリカのサハラ砂漠以南に集中している。
幸福度の世界平均は過去5年間でわずかに上昇したものの、経済的、政治的問題を抱える国で下落が目立った。
下落幅が最も大きかったのはエジプトで、07年の5.4から12年には4.3まで下がった。また、ユーロ圏債務危機の影響でギリシャやイタリア、ポルトガル、スペインが順位を下げた。
反対に中南米やアフリカ諸国では上昇が目立った。上昇幅が大きいのはアンゴラ、ジンバブエ、アルバニアの各国だった。
報告書は国民が不幸を感じる要因として貧困や失業、家庭崩壊、身体疾患などを挙げたうえで、特に大きな影響を及ぼしているのは慢性的な精神疾患だと指摘。各国政府による取り組みを促している。
上位10カ国は以下の通り。
1.デンマーク
2.ノルウェー
3.スイス
4.オランダ
5.スウェーデン
6.カナダ
7.フィンランド
8.オーストリア
9.アイスランド
10.オーストラリア
(CNN 9月10日(火)11時52分配信)
by nomurahidefumi
| 2013-09-15 21:45
| 日々写真