たとえば呼吸。
呼吸法を身につける。
これができるとできないとでは、同じ運動をしていても全く効果が違ってくる。
たとえばヨガ、たとえば太極拳。でもジョギングとかだって同じこと。
意識と動作と呼吸とを一致させる。限りなく無駄なく。
おそらくは一生かかっても完成はしないのだろう。
呼吸法なんていうと、それだけでもう敬遠してしまいそうになるが、そんなことはない。
これがないと、生命活動すら維持できないわけで。
呼吸から離れることはできないのだから、すこしずつ練習して上手になってみる。
たとえばイライラしたときには、意識して呼吸を少し深くしてみる。
浅くて速い呼吸は、思考も視野も狭くする。
呼吸に気を向けて、全身を緊張から開放すると、尖った気持ちもするすると抜けていく。
建設的に人生を送るためのひとつの方法。
いつでもできることなのだから、気がついた時にすこしずつ。
by nomurahidefumi
| 2011-11-04 02:36
| からだとこころ